ボーカロイド
○鏡音リン

デザインのモチーフとなったのはヤマハのeos(イオス)シリーズ。
発売当時はバンドブームという事もあり、お茶の水の楽器屋の店先を賑わしていたのを良く見掛け、ニッポン放送では小室哲哉が出演するeosのCMがガンガン掛かってたのを思い出します。
とまぁそんな昔話はさておき!
初音ミクの時は微妙に乗り遅れてしまったので「次こそは!」と待ち構えていたトコロに丁度良くデザイン画が発表されたので早速その日の夜から製作を開始しました。
1日目:モデリング。バストショットと全身ラフを元に製作。モデリングは楽しいです。一通りパーツが揃った所で1日目終了。
2日目:UV設定。昨日と一転、一番大変な作業です。めんどう臭いよ!UV設定が終わったらソレを元に仮テクスチャーを張って2日目終了。
3日目:本テクスチャーとウェイト設定。でヒトマズ完成です!
この時点で公開されていた決定稿と判断出来るオフィシャルの絵素材はバストアップだけだったので、全身像はDTMマガジン12月号に掲載されていたラフ画を元にしました。
Newtype12月号にもディティールの異なる全身ラフが掲載されていましたが、こちらは決定稿のバストショットと比べるとミクに近い部分が所々に有り、デザイン検討中のラフだと見て取れました。
技術的に苦労した点は有りませんが、当時は「少しでも早く作ってウプするぜー!」という一種のお祭り的空気が有ったり無かったりで、兎に角時間的余裕が全然無かったのがキビシかったです。
(下の画像はその時の物。上の決定デザインと比べてカラーリング等に違いが見られます)

そして更に2週間後「実は二人組でした!」と、もう一人増えたのは驚きました。鏡音レン、男の子です。
鏡合わせのもう一人が居るから「鏡」音だったのですね(ちなみにRBB todayによるクリプトンへのインタビューによると、ボーカロイドには親や兄弟といった概念は無く、この二人も双子でも友達でも無いとの事)。
発表直後から「レンは作らないの?」というお言葉をオンラインオフラインを問わず頂きましたが、残念ながら男の子なので今回は見送りです。
いつかフタナリ化やこんなに可愛い娘が女の子のワケないじゃないですか機能を実装したソフトを作る機会が有ったら作るかもしれませんw
○初音ミク(グッドデザイン賞受賞だって。スゴイね)

2007年夏コミ用の無料配布データは映画の公開に合わせて綾波を作りました、んじゃ冬コミではコレしか無いってゆーかコレでしょう!と、ズバッと製作決定。
資料はオフィシャルの版権イラストを使用。
イラスト毎にボリュームやニュアンスが若干異なっている箇所も有るので、パッケージにも使用されている立絵をベースに進めて行きます。
オフィシャルイラストだけでは背面が解る物が無かったので、丁度商品写真が出回り始めた「ねんどろいど初音ミク」を(ねんどろいど製作時に設定資料の提供が有ったと仮定して)参考にしています。
よく見るとスカートに細かく文字や記号が描かれています。どうやら上着の裾に隠れた部分も含めてスカートの全面にグルッと有りそうです。
イラストからは正確な形が拾えなかったので、デザインのモチーフとなったYAMAHAのキーボードDX7から読み取ってソレっぽく再現してみました。

「PL2」「おかわり」共にこの長さのツインテールを想定していなかった為、コレを動かす為のボーンが用意されておらず、ツインテールの半分から下は曲げる事が出来ません。
技術的にはボーンを追加するのはカンタンな事なのですが、そうした場合いままでに製作したモーションデータを全て作り直すという非常~に気の遠くなる事態になってしまうので、今回は「コレはそーゆーモン」として割り切って製作しました。
それにしても先述のマビノギしかり、ボーン関係は本当に読みが甘かったなぁと反省する事しきりです。
この他にもシッポ用や翼用やエルフ耳用、手持ちアイテム用のボーンなんかも有ったらネギを持たせる事も出来ましたね~。


デザインのモチーフとなったのはヤマハのeos(イオス)シリーズ。
発売当時はバンドブームという事もあり、お茶の水の楽器屋の店先を賑わしていたのを良く見掛け、ニッポン放送では小室哲哉が出演するeosのCMがガンガン掛かってたのを思い出します。
とまぁそんな昔話はさておき!
初音ミクの時は微妙に乗り遅れてしまったので「次こそは!」と待ち構えていたトコロに丁度良くデザイン画が発表されたので早速その日の夜から製作を開始しました。
1日目:モデリング。バストショットと全身ラフを元に製作。モデリングは楽しいです。一通りパーツが揃った所で1日目終了。
2日目:UV設定。昨日と一転、一番大変な作業です。めんどう臭いよ!UV設定が終わったらソレを元に仮テクスチャーを張って2日目終了。
3日目:本テクスチャーとウェイト設定。でヒトマズ完成です!
この時点で公開されていた決定稿と判断出来るオフィシャルの絵素材はバストアップだけだったので、全身像はDTMマガジン12月号に掲載されていたラフ画を元にしました。
Newtype12月号にもディティールの異なる全身ラフが掲載されていましたが、こちらは決定稿のバストショットと比べるとミクに近い部分が所々に有り、デザイン検討中のラフだと見て取れました。
技術的に苦労した点は有りませんが、当時は「少しでも早く作ってウプするぜー!」という一種のお祭り的空気が有ったり無かったりで、兎に角時間的余裕が全然無かったのがキビシかったです。
(下の画像はその時の物。上の決定デザインと比べてカラーリング等に違いが見られます)

そして更に2週間後「実は二人組でした!」と、もう一人増えたのは驚きました。鏡音レン、男の子です。
鏡合わせのもう一人が居るから「鏡」音だったのですね(ちなみにRBB todayによるクリプトンへのインタビューによると、ボーカロイドには親や兄弟といった概念は無く、この二人も双子でも友達でも無いとの事)。
発表直後から「レンは作らないの?」というお言葉をオンラインオフラインを問わず頂きましたが、残念ながら男の子なので今回は見送りです。
いつかフタナリ化やこんなに可愛い娘が女の子のワケないじゃないですか機能を実装したソフトを作る機会が有ったら作るかもしれませんw
○初音ミク(グッドデザイン賞受賞だって。スゴイね)

2007年夏コミ用の無料配布データは映画の公開に合わせて綾波を作りました、んじゃ冬コミではコレしか無いってゆーかコレでしょう!と、ズバッと製作決定。
資料はオフィシャルの版権イラストを使用。
イラスト毎にボリュームやニュアンスが若干異なっている箇所も有るので、パッケージにも使用されている立絵をベースに進めて行きます。
オフィシャルイラストだけでは背面が解る物が無かったので、丁度商品写真が出回り始めた「ねんどろいど初音ミク」を(ねんどろいど製作時に設定資料の提供が有ったと仮定して)参考にしています。
よく見るとスカートに細かく文字や記号が描かれています。どうやら上着の裾に隠れた部分も含めてスカートの全面にグルッと有りそうです。
イラストからは正確な形が拾えなかったので、デザインのモチーフとなったYAMAHAのキーボードDX7から読み取ってソレっぽく再現してみました。

「PL2」「おかわり」共にこの長さのツインテールを想定していなかった為、コレを動かす為のボーンが用意されておらず、ツインテールの半分から下は曲げる事が出来ません。
技術的にはボーンを追加するのはカンタンな事なのですが、そうした場合いままでに製作したモーションデータを全て作り直すという非常~に気の遠くなる事態になってしまうので、今回は「コレはそーゆーモン」として割り切って製作しました。
それにしても先述のマビノギしかり、ボーン関係は本当に読みが甘かったなぁと反省する事しきりです。
この他にもシッポ用や翼用やエルフ耳用、手持ちアイテム用のボーンなんかも有ったらネギを持たせる事も出来ましたね~。

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| 製作後記 | 18:02 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑