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ポリブロ

ポリゴンラブ2おかわり!!の製作日記です

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ボーカロイド

しばらく間が空いてしまいましたが、もうちょっとだけ続くのじゃ。

○巡音ルカ

初音ミクがリリースされて少し経った頃だったでしょうか?発売元のブログで「ボーカロイド2はあと2種出します」的な記事を読んだ時に「おかわり」には3人目まで収録しよう!と決断したのですが、2人目が発売されたのは1人目発売の1年4か月後でした。
このペースだと3人目は大分先だなぁと思っていたら、案の定3人目の発表を待たずに「おかわり」は完成となりました。

そんな訳で3人目が収録出来なかった事が心残りでしたが、後日同人誌即売会「comic1☆3」で無事配布する事が出来ました(現在はパープルハートのWebページからダウンロード出来ます)。


発表されたイラストでは腰のベルトの模様が髪の毛で隠れている辺りで上下反転していますが、これは単にベルトがねじれているだけで「そういうデザイン」では無いのですが、折角なのでイラスト通りに作ってみました。

また、左肩とお腹の肌露出部分は他の肌部分と比べて彩度が低くなっている部分ですが、ここは単に影になっているだけとする解釈と、黒地のシースルー素材になっているという解釈に分かれる部分ですが、シースルー素材にすると折角のおへそ周りの肌色成分が少なくなってしまい大変勿体無いので前者で作りました。
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| 製作後記 | 14:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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アルカナハートFULL!

○大道寺きら

旧スク水にランドセルという、発案者よりむしろゴーサインを出した人の正気を疑わずにはいられない(褒め言葉)コスチュームのキャラです。

スク水はPL2の物を流用し、髪の毛は判り易い形状なのでサクッと製作。
モデリングしようと思うと意外と細部が判らないランドセルは、ネットで適当な画像を探しました。
ランドセルの基本構造は大方の想像通りですが、ベルトや蓋の留め金周りのデザインや機構は物によって種々様々なので、見た目重視でチョイスしました。


そういえば、PS2版の説明書に製作スタッフのクレジットが有ったのですが、なんとこのゲームのディレクターはあのがっぷ獅子丸さんでした。なんかイロイロ納得ですヨ!

| 製作後記 | 22:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ひぐらしのなく頃に

○園崎詩音

初めて見た時は「これなんて風俗?」と思ったエンジェルモートの制服も、何回も見ている内に「有り有り」になり今では「普通」になってしまいました。慣れって怖いです。

さてそんな制服は「PL2」で作ったバニースーツをベースに新造パーツを追加する形で構成して行きました。
背面等のゲーム中では見えない部分は、コスパから出ているコスプレ用衣装(の画像)とソレ用に描き起こされたデザイン画を参考にしました。
コスプレ用衣装は物理法則や素材制限の外に有る架空のデザインを、実際に人が着られる服としてデザインを噛み砕いて作られているので、「PL2」の様な着せ替えシステムのパーツ作りの参考資料として非常に重宝します。


○園崎魅音

魅音と言えば背中の刺青です。しかし作品中ではその存在を示唆するに留まり、実際それがどのような物かは明らかにされませんでした。
恐らく背中一面に鬼の刺青が彫られているのだと思われますが、テキトーにデッチ上げるのもアレなので製作は見送りました。

肝心のモデルの方は前髪は詩音から流用しポニーテールは新規に、服はオーソドックスな形状なので近い形のパーツに手を加えて製作しました。
ひざ下スカートが80年代感をイイ感じに醸し出しています。


○羽入

実は収録予定に無かったキャラなのですが、キャラ物以外のコスチュームとして巫女装束を製作して有ったのと、2007年末にリリースされた羽入のキャラクターソングが電波ゆんゆんで非常に素晴らしかったので、その勢いとノリで製作しました。
ちなみにそのキャラソンですがカップリング曲は梨花のキャラソンなので、デュエットこそしていませんが中の人繋がりで「やまとなでしこ復活!」という何だか目出度いオーラの漂うCDとなっています。

モデルの衣装は巫女装束から流用し、髪の毛を新規で作り起こしました。
当初角の傷はテクスチャーで表現していましたが、ココはこのキャラの大きなアイデンティティーの一つなので、ハッキリ表現せねばと思い立体として再現しました。

脇と腰のスリット~


○羽入 オヤシロさまモード

オヤシロさまに向かってオヤシロさまモードと言うのもナンですが、キュピーン!となって怖カッコ良いアレです。
目のテクスチャーと目つきが違うだけですが雰囲気は全く別人です。


○竜宮レナ

制服はオーソドックスなセーラータイプなので、形状的に面白い私服の方を立体化しました。
服のスリットはこれ以上深くすると素立ちの状態でパンツがチラ見して大変下品になってしまうのでこの位で止めましたが、「おかわり」はエロゲーなんだからソレでも良かったんじゃないかと後になってから思ったり思わなかったり。

それにしてもレナのこの服といいエンジェルモートの制服といい、ステレオタイプなコスチュームに左右されず、オレはもう一歩先へ行く!とでも言わんばかりの突き抜けたデザインセンスは素晴らしい限りです。


○竜宮レナ オヤシロさまモード

キュピーン!ですw
羽入同様、目のテクスチャーと目つきだけが違っています。

そういえば、レナの名前の由来が「竜騎士07→竜宮レイナ」だったのだとコレの製作中に知りました。
綾波のプラグスーツの件もそうですが「おかわり」の製作では今更気が付く事が多いです。

| 製作後記 | 12:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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CAPCOM FIGHTING Jam

○イングリッド

ねぎたま君に「作らせないとコロス」という意味の熱弁を振るって製作。

イングリッドは元々「カプコン ファイティング オールスターズ」という3D対戦格闘ゲームの登場キャラとして発表されました。
今までのカプコンの格闘ゲームの女性キャラには無い清楚な雰囲気を漂わせた容姿に期待と人気が集まり、ゲームの発売前にもかかわらずバンダイからガシャポンフィギュアが発売されるまでに至りました。
そんな周囲の盛り上がりとは裏腹に肝心のゲームの発売は遅れ、結局そのまま開発中止となってしまいました。
そのお陰で「アニメや漫画、ゲームの登場キャラでも何でも無いのにマスプロダクツで完成品フィギュアが販売された」という非常に稀有な存在となったのでした。

それから2年、晴れて「CAPCOM FIGHTING Jam」にて日の目を見る事に。永かったねぇ~。

「PL2」の仕様上ストッキングを作ろうとすると、下着と靴下にパーツが分かれてしまう為に今まで製作は避けていたのですが「ここはもう靴下部分込みの下着と割り切ってストッキング着用時は靴下を履かない!」という事にして実現。
システム的にはストッキングと靴下を一緒に履く事が出来ますが、非常にお見苦しい状態になりますのでオススメ致しません。

ピンクの衣装は「カプコンガールズ・スタチュー」というフィギュアの東京ゲームショウとネット通販での限定カラーでしたが、その後「ストリートファイターZERO3↑↑(ダブルアッパー)」に登場しています。
あ、こっちもフィギュアが先でゲームが後ですね。

○イングリッド(ミッドナイトブリスVer.)

「PL2」で一番最初に作ったモデルです。
詳細な設定資料が手に入らなかったので、実際のゲームグラフィックをベースにユージンから発売された「SR カプコンリアルフィギュアコレクション ファイティングジャム編」で描き起こされたイラストを参考に製作しました。


それにしてもこの頃のユージンはイロイロとスゴかったですね。ミッドナイトブリスシリーズはこの時代のオーパーツです。
この写真を撮る為に久しぶりに引っ張り出して来ましたが、これで一個たったの200円ですよ!?・・・いや~ないわ。

| 製作後記 | 09:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ボーカロイド

○鏡音リン

デザインのモチーフとなったのはヤマハのeos(イオス)シリーズ。
発売当時はバンドブームという事もあり、お茶の水の楽器屋の店先を賑わしていたのを良く見掛け、ニッポン放送では小室哲哉が出演するeosのCMがガンガン掛かってたのを思い出します。

とまぁそんな昔話はさておき!

初音ミクの時は微妙に乗り遅れてしまったので「次こそは!」と待ち構えていたトコロに丁度良くデザイン画が発表されたので早速その日の夜から製作を開始しました。

1日目:モデリング。バストショットと全身ラフを元に製作。モデリングは楽しいです。一通りパーツが揃った所で1日目終了。
2日目:UV設定。昨日と一転、一番大変な作業です。めんどう臭いよ!UV設定が終わったらソレを元に仮テクスチャーを張って2日目終了。
3日目:本テクスチャーとウェイト設定。でヒトマズ完成です!

この時点で公開されていた決定稿と判断出来るオフィシャルの絵素材はバストアップだけだったので、全身像はDTMマガジン12月号に掲載されていたラフ画を元にしました。
Newtype12月号にもディティールの異なる全身ラフが掲載されていましたが、こちらは決定稿のバストショットと比べるとミクに近い部分が所々に有り、デザイン検討中のラフだと見て取れました。

技術的に苦労した点は有りませんが、当時は「少しでも早く作ってウプするぜー!」という一種のお祭り的空気が有ったり無かったりで、兎に角時間的余裕が全然無かったのがキビシかったです。
(下の画像はその時の物。上の決定デザインと比べてカラーリング等に違いが見られます)

そして更に2週間後「実は二人組でした!」と、もう一人増えたのは驚きました。鏡音レン、男の子です。
鏡合わせのもう一人が居るから「鏡」音だったのですね(ちなみにRBB todayによるクリプトンへのインタビューによると、ボーカロイドには親や兄弟といった概念は無く、この二人も双子でも友達でも無いとの事)。

発表直後から「レンは作らないの?」というお言葉をオンラインオフラインを問わず頂きましたが、残念ながら男の子なので今回は見送りです。
いつかフタナリ化やこんなに可愛い娘が女の子のワケないじゃないですか機能を実装したソフトを作る機会が有ったら作るかもしれませんw

○初音ミク(グッドデザイン賞受賞だって。スゴイね)

2007年夏コミ用の無料配布データは映画の公開に合わせて綾波を作りました、んじゃ冬コミではコレしか無いってゆーかコレでしょう!と、ズバッと製作決定。

資料はオフィシャルの版権イラストを使用。
イラスト毎にボリュームやニュアンスが若干異なっている箇所も有るので、パッケージにも使用されている立絵をベースに進めて行きます。
オフィシャルイラストだけでは背面が解る物が無かったので、丁度商品写真が出回り始めた「ねんどろいど初音ミク」を(ねんどろいど製作時に設定資料の提供が有ったと仮定して)参考にしています。

よく見るとスカートに細かく文字や記号が描かれています。どうやら上着の裾に隠れた部分も含めてスカートの全面にグルッと有りそうです。
イラストからは正確な形が拾えなかったので、デザインのモチーフとなったYAMAHAのキーボードDX7から読み取ってソレっぽく再現してみました。


「PL2」「おかわり」共にこの長さのツインテールを想定していなかった為、コレを動かす為のボーンが用意されておらず、ツインテールの半分から下は曲げる事が出来ません。
技術的にはボーンを追加するのはカンタンな事なのですが、そうした場合いままでに製作したモーションデータを全て作り直すという非常~に気の遠くなる事態になってしまうので、今回は「コレはそーゆーモン」として割り切って製作しました。

それにしても先述のマビノギしかり、ボーン関係は本当に読みが甘かったなぁと反省する事しきりです。
この他にもシッポ用や翼用やエルフ耳用、手持ちアイテム用のボーンなんかも有ったらネギを持たせる事も出来ましたね~。

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